イエスキリストの正体1「ム」とは、漢和辞典を見ると、「私・有る」となることは、第五十一幕でもみました。ここから、聖書をみると、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー イエスは言われた。「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から“私はある”」(新約「ヨハネによる福音書」第8章58節 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「私はある」とイエス・キリストがいっているので、「私はある」=「イエス・キリスト」ということになります。 この部分の前後をもう少し『天照大神の謎』(飛鳥昭雄著)を参考に、見てみます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ユダヤ人たちが、『あなたは、まだ五十歳にもならないのに、アブラハムを見たのか』というと、イエスは言われた。 『はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から“私はある”』 すると、ユダヤ人たちは、石を取り上げ、イエスに投げつけようとした」 (新約「ヨハネによる福音書」第8章57~59節) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ユダヤ人たちが激怒した理由は、イエスが、「私はある」と言ったからです。 なぜなら、ユダヤ人にとっては、それは絶対にあってはならないことだったからです。 彼らが唯一絶対とする神も、同じことを言っているからです。 旧約聖書にこうあります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「神はモーセに、『わたしはある。私はあるという者だ』と言われ、また、『イスラエルの人々にこう言うがよい。「わたしはある」という方が私をあなたたちに遣わされたのだと』」 (「出エジプト記」第3章14節) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この言葉を言ったのは誰か? そう… 旧約聖書の「絶対神ヤハウェ」!! ユダヤ人にとっての、唯一絶対神です。 だから、イエスが、「わたしはある」と言ったのが許せなかったわけです。 ここで、以下、『天照大神の謎』(飛鳥昭雄著)から引用します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この「わたしはある」という言葉は、ヘブライ語で「YHWE」と表記し、「ヤハウェ」と発音する。 すなわち、絶対神ヤハウェとは、この意味なのだ。 つまり、このときイエス・キリストは、自らをヤハウェと名乗った。 唯一絶対神だと宣言したのである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー つまり、結論を言えば、絶対神ヤハウェとは、イエスキリストである、ということになってしまいます。 絶対神ヤハウェが、人間として受肉したのが、「イエス・キリスト」ということになります。 ●絶対神ヤハウェ=イエス・キリスト!! ジャンル別一覧
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